いわき漁協
Seasonal Fish

旬のお魚情報

「常磐もの」とは、古くから海の恵みを大切にし、食文化として育ててきたいわき市の、水産物と水産関係者とその技術の総称です。
いわき市の沖合に位置する常磐沖は、親潮(寒流)と黒潮(暖流)がぶつかる潮目の海であり、
魚のえさとなるプランクトンが多く発生する豊かな漁場です。

今が“旬”の常磐もの

常磐沖で育ちいわき市で水揚げされた水産物
「常磐もの」について、毎月、旬のものを紹介していきます。

  • メヒカリ

    アオメエソ科アオメエソ属

    メヒカリ

    青く光る大きな目が特徴。いわき市産は脂ののりがよく、皮が柔らかいため、丸ごと食べても食感がよく絶品。いわき市が「市の魚」に制定しています。

  • ヤリイカ

    ヤリイカ

    いわき市では「底びき網漁」で鮮魚、「釣り」で活魚として水揚げされます。刺身で美味しいのはもちろんですが、40cm以上のものは一夜干しにすることでさらに旨味が増します。

  • キタムラサキウニ

    キタムラサキウニ

    ホッキガイの貝殻にウニのむき身をのせ、蒸し焼きにした「貝焼き」が特産品です。5月から8月上旬にかけて漁が行われます。

  • ホッキガイ

    ホッキガイ

    いわき市産は、身が大きく食べ応えがあるのが特徴。刺身・カレー・天ぷらなど多様な食べ方で楽しめます。いわき市ではホッキ飯が最も親しまれています。

  • イセエビ

    イセエビ

    いわき市の新たな名物と期待される魚種のひとつ。海水温の上昇等の影響のためか、生息域の北限が北上し、近年漁獲量が増加している。

  • シラス

    シラス

    いわき市では船1隻で漁を行う「駆け回り」という漁法で漁獲され、主に市内最南端にある勿来漁港で水揚げされます。9月頃に水揚量の盛期となります。

  • ヒラメ

    カレイ目カレイ亜目ヒラメ科

    ヒラメ

    「常磐もの」の代表格。漁業者自らが稚魚の放流を行ったり、全長30cm未満の漁獲禁止などSDGsへの取組を実施しています。秋から冬にかけて「寒ビラメ」が美味です。

  • ヤナギムシガレイ

    カレイ科ヤナギムシガレイ属

    ヤナギムシガレイ

    約15種類のカレイが獲れます。主に子持ちのナメタガレイやマコガレイは煮物、ヤナギムシガレイは干物で食べられます。

  • キアンコウ

    アンコウ科キアンコウ属

    キアンコウ

    冬の旬の味覚。アンコウの水分と味噌だけで味付けした鍋料理「どぶ汁」が郷土料理として有名。こってりとしたコクと濃厚な汁で淡泊な白身、コラーゲンに上品な旨味を含み絶品です。